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クリスマスローズ、ヘレボラス


名前のとおりクリスマスの寒い冬に花を咲かせる、ファンの多い冬の花です。耐寒性の強い宿根草で、株分け・種蒔きで増やします。ヘレボラスの学名はヘレイン(殺す)+ボラ(食物)の合成語といわれています。昔、ヨーロッパでは、この根茎に魔力が秘められているとされていて、狂気などを直す薬として使われていたそうです。


毒草名  クリスマスローズ(Christmas rose)、ヘレボラス、ヘリボー、Black Hellebore(黒ヘレボラス)
学 名  Helleborus niger LINN.
特 性  キンポウゲ科 クリスマスローズ属、いたわりの多年草
花 期  12〜4月
毒部位  全草、根茎、汁
成 分  ヘレボリン(Hellebrin)、サポニン(Saponin)、プロトアネモニン(Protoanemonin)、ラヌンキュリン(Ranunculin)
症 状  クシャミ、皮膚炎、水疱、嘔吐、眩暈、不整脈、心臓麻痺




『花びらは輝くばかりの純白であるが、本当に純白な心を持っているがどうかわからない。だって中心部や根は真っ黒ではないか。慎み深さなどは本性を覆い隠すごまかし以外の何ものでもない・・・』ファラー(19世紀の著名な育種家)




花の咲いた後です。
この袋の中に種が詰まっています。


種が弾けたあとです。
こぼれ種でもよく芽を出します。


種は光沢があって結構大きめで、ビーンズのようです。



-------- ニガー --------
(Helleborus niger)

 
一茎一輪の白い花を咲かせる原種です。名前のとおりクリスマスの頃に合わせて開花します。


-------- リビダス --------

有茎種の原種


-------- コルシクス --------
(Helleborus argutifolius)

 
名前のとおりコルシカ島原産の有茎性です。控えめな感じがします。


-------- フェチダス --------
(Helleborus foetidus)

 
コルシクスと同じく有茎性です。

-------- バラーディアエ --------
(ballardiae)


ニガーとリビダスの交雑種

-------- バレンタイングリーン --------
(Nigercors 'Valentine Green')


ニガーとコルシクスの交配種

-------- ステルニー --------
(sternii)


コルシクスとリビダスの交雑種

-------- エリックスミシー --------
(Helleborus 'Ericsmithii')


ニガーとステルニーの交配種。

-------- オリエンタリス --------
(Helleborus orientalis)

 
一般的に「クリスマスローズ」の名で出回っているのはこのタイプ。「レンテンローズ」と言ってクリスマスより後のキリスト教のレント(四旬節:2月から3月頃)の時期に花を咲かせます。無茎種。交雑品種をハイブリットと呼ばれている。


-------- ブラックパンサー --------

オリエンタリス系の。黒紫色の花を咲かせます。

-------- ブラック --------

これも黒色系です。

-------- ダブルホワイト --------
 
これもオリエンタリス系です。

-------- ミセスベッティーラニカー --------
(Orientalis Hybrids "Mrs. Belty Ranicar")


ダブル咲きです。

-------- パーティードレス(Party Dress)ローズカメレオン --------





-------- ホワイトスポット --------





-------- グレイ --------





-------- クレナイ --------





-------- ピコティ --------
(Orientalis Hybrids 'Picoty')





-------- ピュアホワイト --------





-------- アプリコット --------
(Orientalis Hybrids "Apricot")





-------- ダブルファンタジー --------
(Helleborus 'Double Fantasy')





-------- ホワイトブロッチ --------





-------- ジョセフレンパー --------





-------- ニゲル パウロ --------





-------- ニゲル ジョシア --------





2002/01

≪MEMO≫
・白ヘレボラス=バイケイソウ
・茎のない無茎種と茎のある有茎種に分けられる。
・foetidusはホメオパシーの中で使用されている。
・ヘレブリンは心臓の収縮を強める作用。
・ガリア人の矢毒。
・「ヘレボラスの根を集め出すと、手が重くなり、長時間堀続けることは不可能だ。だから、まずニンニクを食べて生のワインを飲んでからにすべし。」ギリシャの哲学者テオフラテス


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